注文住宅を検討し始めると、ハウスメーカー選びと並行して考えなくてはいけないのが土地探しです。ハウスメーカー選びと土地探しは同時にしていくのがおすすめです。
しかし、土地探しをしようと思っても不動産に行くのに抵抗があったり、一軒一軒訪問するのは面倒と思ったことはありませんか。どんな探し方がいいのか、希望に合う土地に出会うためにはどうしたらいいのか、など土地探しに失敗しないポイントをご紹介します。
注文住宅の土地の探しとは
土地探しの方法はいくつかあります。それぞれメリットとデメリットを挙げていきます。
土地探しの方法別のメリット・デメリット
1.インターネットから探す
SUUMOなどの不動産のポータルサイトや地域の不動産会社のホームページで土地を探すことができます。
希望のエリアや価格など条件がある場合に、希望条件から検索して希望の土地を探していきます。
しかし、ネットでの情報量はとても多くいい土地の判断が難しいのがデメリットです。また、土地の詳細は大まかな部分しか掲載されていないことがあり、掲載されている土地の値段のほかに費用がかかってしまうことも。ネットで良さそうな土地を見つけた時は、近くの不動産やハウスメーカーに詳細を聞くことをおすすめします。
2.希望エリアを歩いて売地を探す
売りに出している土地の場合、売主や不動産会社が現地に売地看板を立てていることが多いです。希望エリアがしっかりと決まっている場合は、その周辺を歩いて探してみると意外とネットに掲載されていなかった土地があったりします。また、現地を歩きながら土地を探すと、道路の交通量やご近所さんの雰囲気、陽当たりや風通しなど、土地情報には載っていない周辺環境を知ることができるのでおすすめです。
自分の足で探すということは、時間と労力がとてもかかってしまいますし必ず見つかる保証もないので、他にも情報収集をしながら現地に足を運ぶやり方が賢いです。た
3.不動産会社やハウスメーカーに依頼する
不動産会社は土地の専門店だけあって、質のいい土地を紹介してくれます。稀に売りに出す前の土地を紹介してくれるケースもあるので、人気エリアでなかなか土地情報が見つからない方には良い探し方かもしれません。
実のところ、質のいい土地はネットに掲載されることがほとんどありません。なぜなら、いい土地は世に出る前にすぐ売れてしまうからです。土地にこだわりのある人は不動産会社に行き、いい土地が出るのを順番待ちしています。競争率の高いエリアを望んでいるのであれば、不動産会社を訪問するのがおすすめです。
ただし、希望の土地情報を見つけるためにはある程度の不動産会社を訪問する必要があります。不動産は業界間のコミュニケーションが希薄なこともあり、他の不動産会社の情報を紹介してくれることは滅多にありません。数多くの不動産会社を巡らなければならないのがデメリットです。
質のいい土地を効率的に探す一番の方法は、ハウスメーカーに土地探しを依頼することです。多くのハウスメーカーは不動産会社と提携しています。担当者に希望の土地条件を伝えれば、ネットに掲載されている情報だけでなく不動産会社が持っている土地情報も探してくれます。
また、その土地でどんな建物が建てられるのか、周辺環境や住環境はどうか、など土地情報にはないことも教えてくれるので、実際に住んでからをイメージしながら検討することができます。しかし、そこまで話を進めていくとそのハウスメーカーで契約する流れになってしまうので、土地探しを依頼する時はある程度建てたいメーカーを決めてから相談する方がいいでしょう。そのためにもハウスメーカー選びと土地探しは同時にすることをおすすめします。
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