資料請求|一括資料請求のデメリット

一括資料請求のデメリット

前々から便利とお伝えしてきた一括資料請求サイトですが、ネットの口コミや評判ではしつこい営業電話や訪問を経験したという声が多く、本当に利用してよいのか悩む人も多いのではないでしょうか。そこで、今回は一括資料請求のデメリットや失敗しない活用方法をご紹介していきます。

1.地元の工務店が掲載されていない

一括資料請求サイトの多くは、全国展開しているような大手ハウスメーカーや大きい工務店が主に取り上げられています。そのため、地元で名の知れている工務店などは掲載されておらず、全てのメーカーや工務店を網羅できません。地元の工務店は資料請求以外に別で探す必要があります。

2.施工エリア外のハウスメーカーがある

希望エリアでは施工をしてくれないハウスメーカーや工務店も含まれています。せっかく気に入ったメーカーへ資料を請求しても、「施工エリア外です」と連絡が来るケースがあります。

サイト内で施工エリアか否か確認することができないので注意が必要です。

3.個人情報が入力必須

資料を送ってもらうための氏名や住所は分かりますが、電話番号やたまに年収の記入欄があり入力しないと資料請求ができないようになっています。

仕方なく入力すると、もれなく各メーカーからの営業電話と訪問が来てしまいます。統計的に、工務店より大手よりのハウスメーカーの方が電話と訪問率が高いです。

電話や訪問をしてほしくない場合は、「電話や訪問の営業はやめてください」と一言添えて資料請求をすると、比較的営業される件数が少なくなります。この方法を試してみて、それでも営業をかけてくるメーカーは話を聞かない営業担当者なので、断る判断材料としても活用できます。

4.担当者を選べない

資料請求を利用した場合、家づくりのパートナーである担当者を選ぶことはできません。実は資料請求を申し込んだ時点で担当者が決まっていることが大半です。

住宅展示場へ見学に行っても担当者は決まってしまうのですが、その場合担当者の変更を希望することができます。同じメーカーでも担当者によって質が大きく変わってしまうので、会わないで済む反面このようなデメリットがあります。

5.資料の充実度の差が激しい

一括資料請求サイトから資料請求をしても、各メーカー同じ質の資料が送られてくるとは限りません。なぜなら実際に資料を送ってくるのは各メーカーの営業担当者だからです。

カタログだけを送ってくるところもあれば、間取りプラン集や施工事例集、家づくりの教科書てきなものを送ってくれるところもあります。丁寧なメーカーだと、手書きのお手紙を添えてくれることもあり、そこで担当者の人柄や対応を伺うことができます。

一括見積りサイトのデメリット

次に、タウンライフの一括資料請求のデメリットも紹介しておきます。

1.ハウスメーカー数が豊富ではない

一括資料請求サイトよりハウスメーカー数が充実していません。間取りプランや見積りを依頼するためか、メーカーが絞られています。

気になるハウスメーカーがない場合は、住宅展示場に行って直接間取りや見積りを依頼する必要があります。希望のハウスメーカーがある場合は申し込んでみるといいと思います。

2.要望数によって間取りの精度が変わる

間取りプランや見積りを作ってもらうために、必要な情報や資料が多くあって依頼する手間がかかります。

具体的な間取りの要望や予算などを細かく伝える必要があります。少ない情報でも作成してはくれますが、それ相応の間取りプランや見積りしか出てきません。

また、土地図面の提出は任意ですが、土地によって玄関や窓、部屋の配置がかなり変わってくるので、すでに所有している土地や検討中の土地がある場合は添付して申し込みましょう。

つまり、要望や情報が多ければ多いほど希望に近づいた完成度の高いものがもらえます。

3.間取りや見積りが完全ではない

あくまでインターネット上でやりとりをするわけですから、直接打ち合わせをして間取りや見積りを作成してもらうより完成度が落ちるのは仕方がありません。

また、出てきた間取りや見積りはあくまで概算でしかありません。その間取りや見積りが保証されるわけではないので、その後各ハウスメーカーで再度打ち合わせをしていく必要があります。しかし、検討初期段階で情報を得るためでしたらとても参考になりますので、そのくらいの気持ちで検討しましょう。

4.ハウスメーカーとのやりとりが必要

一括見積りサイトから申し込みをすると、その後は希望したハウスメーカーと直接やりとりすることになります。ネットでのやりとりだけで間取りと見積りがもらえるわけではないので勘違いしないようにしましょう。

5.資料は完ぺきではない

一括見積りサイトを利用したからといって資料が完璧に揃うわけではありません。ハウスメーカーの相場を知ることはできますが、ネット上では限界があるからです。そのことを十分理解して活用するようにしましょう。

 

おわりに

一括資料請求サイトと一括見積りサイトのデメリットを10個あげていきました。ネットではやはり限界はあるものの、検討初期段階ではハウスメーカーを絞るいい手段であるといえます。

はじめのハウスメーカー選びに失敗しないためにも、資料請求などを上手に活用しましょう。

 

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